元旦の朝は、家族で早起きして、近所の神社に初詣に行き、お節とお雑煮を食べて過ごすようにしています。
実家にいた頃からの習慣で、結婚後もこの習慣を続けています。お節は妻が手作りしてくれています。
妻の実家が近くにあるので、毎年年末に妻が義母とともに一日かけて作ります。作るお節のメニューは定番のものばかりです。
田作り、黒豆、栗きんとん、紅白なます、数の子、お煮しめなどです。伊達巻きと紅白かまぼこは市販品を買っています。
これらを三段重に詰めて、食卓に並べます。そして当日の朝は、鯛の姿焼きも用意します。
お節料理にはそれぞれ意味がありますが、自分が子どもの時に両親から毎年のように教えられたので、自分も子どもたちに毎年のように教えるようにしています。
日本の食文化をこのように親から子どもへ伝えていくことはとても大切な食育だと考えています。
お雑煮に入れるお餅は、毎年実家の母親から送ってもらっています。
市販のお餅にはない愛情を感じられるお餅で、正月三が日はどうしても食べ過ぎてしまいます。
お節のお供には金箔入りの日本酒「賀茂鶴」をいつも飲んでいます。お高い日本酒ですが、お正月だけの贅沢でいただいています。
口当たりの優しい飲み口についお酒も進んでしまいます。鯛の姿焼きでは、鯛の鯛を取って、新年の開運を願います。
子どもたちが競って取り合ったりしていて、我が家の元旦の朝の恒例行事となっています。お節料理は正月三が日、毎朝食べています。
三が日は夕飯などで豪勢な料理を食べることも多く、胃疲れ状態ですが、お節とお雑煮は胃に優しく、普通に食べれてしまいます。
正月に私の実家にも帰省することがあるのですが、母親が作るお節は、妻が作るお節とは味付けも異なるため、懐かしいお袋の味として、美味しくいただいています。
妻が産後まもなくでお節が作れなかった時は百貨店のお節料理を頼みましたが、味付けが濃く、すぐに飽きてしまった事を覚えています。
今は、色々なおせちが取り揃えられていますね。だた、年を行ったせいなのかやはりお節料理は手作りが一番だと思っています。